Vol.26『東京ハニロボ』


創立10周年記念作品
Vol.26『東京ハニロボ』

2007/11/01(木)~04(日)
@スタジオあくとれ
2007/12/13(木)~15(日)
@ぽんプラザホール
(第三回芝居屋コロシアム2007参加作品)

脚本・演出:福永郁央

【CAST】
為平康規/石井亜矢/遠藤咲子/ますだようこ
(以上、あなピグモ捕獲団)
若林史子/神崎友里/久米靖馬(クロカミショウネン18)

[東京公演Guest]
斉藤邦男/力武修一(劇団リケチカ)

[福岡公演Guest]
貝谷聡(レイテストアポロ)/生見司織(本田ライダーズ)/深見七菜子
木村健二(飛ぶ劇場)/砂川道子(che carino!/che carina!)/伊藤綾
天野智範/岩瀬幹基/大竹謙作(ゲキダン:ロックンロール・ツアー)
新開裕樹/渡辺琢磨(セコンドユニット)/森久智江(クロックアップ・サイリックス)

and 福永郁央

【STORY】
その日いつものように都心へ向かう電車の到着を待つホーム。
アナウンスが流れ、電車の到着が遅れていることを繰り返す。
誰もが辿り着けないことを誰かに告げる。午前七時四十分。
同時刻、空を切り、空港に降り立つ大きな荷物を抱えた若者。両手を広げてのびをする。
やがて吸い込むこの空気。少しだけ喉が渇く。
誰かが消えることも誰かがやってくることも拒まない街は、ただ底抜けに痛みを受け入れてその傷を修復する。そして、いびつに何かをねじ曲げて生まれるシステム。
ニュースにして十五秒のいびつ。
東京を舞台に繰り広げる、メロウでキッチュなモラトリアムクロニクル。
やがて、遅れに遅れた電車がホームに滑り込むころ、そこにはもう、大きな荷物を持った若者の他には誰もいなかった。
(東京Ver.)

■東京

■福岡