RE:BORN
ANAPIGMO-HOKAKUDAN 2016
気がつけば、あれから19年。
あの頃と何も変わらず、そして確かに何かを変えて、芝居という冒険に夢中。
取り憑かれていると言えば大げさだが、時には大げさに言わないと真っ直ぐに伝わらないことがある。
もはや、この世界のありとあらゆることを言葉に出来ないことくらい、十分理解できている。
それでも愚直に言葉にしないといけないことがまだある。無様でも芝居にしたいことが、まだまだ溢れてくる。
愛していると言えば大げさだが愛していると言わなければいけないときがある。
なぜだか、今がそんな時のような気がする。
気がつけば、あれから19年。
冒険なら飽きるほど続けて来た筈なのに、まだ冒険は終わらない。
終わらないこの先の冒険を超冒険と名付けよう。冒険を超える冒険。
やってきた新たな仲間と今なら生まれ変わるように超えられそうな気がする。
あなピグモ捕獲団主宰 福永郁央